なぜApple Pencilでメモを取るのか

ipadに書く

私は,Apple Pencilを使って”手書き”でメモをすることを多用しています。

iPadには,大きくて分けて4つのメモ入力手段があります。

  • ソフトウェアキーボード
  • 物理キーボード
  • デジタルペン
  • 音声

この中で,最も確実かつ速く文字入力できるのは「物理キーボード」です。(厳密には音声の方が速く入力はできますが,精度の低さと入力後の修正作業があるため,対象から外しています)

そのため,私のようにApple純正の物理キーボード(Smart Keyboard)を取り付けている場合,メモをキーボードで入力する方が視認性が高く,速く,あとの検索精度も上がって良いことづくめなのですが,私はあえて”手書き”でメモを取るようにしています。

ではなぜ,手間のかかる”手書き”という手法をとっているのか。今回は、その理由について書きました。

タイピングより手書きのほうが脳に良い

タイピングより手書き

5年ほど前の資料になりますが,プリンストン大学とカリフォルニア大学の研究によると,タイピングより手書きの方が脳に良いという結果が出ています。

The Pen Is Mightier Than the Keyboard: Advantages of Longhand Over Laptop Note Taking(英語論文:PDFが開きます)

lifehackerに関連記事があるので,日本語であればこちらを読むと分かりやすいです[キーボードの入力よりも、手書きの方が「脳に良い」3つの理由, lifehacker

この研究を行った当時はデジタル手書きメモが一般的ではなかったので,紙ではなく液晶画面にメモする場合でも同じ効果が得られるのかは分かりませんが,ポイントは”手を動かす”という点にあるので,少なくともタイピングよりは脳に良いと考えられます。

2度”書く”ことで記憶しやすくなる

ipadで書く

プライベートなメモなら良いですが,仕事の場合,打合せメモは関係メンバーに共有しておく必要があります。

さすがにそのまま汚い字で書いた手書きメモをPDF化しておくことはできないので,ここで「清書」という手間が入ります。つまり,手書き→清書という2段階の”書く”という作業によって,打合せの内容を記憶に留めやすくなります。

私の周りには,先輩・後輩問わず,1度聞いただけでしっかりと内容を抑えつつ,ロジカルに考えることができる素晴らしい人が多いのですが,私はその類の”デキる人間”ではないので,人の2〜3倍の手間をかけて人並みにできるようにしています。

図で書ける

notabilityで構成を練る

私は感性の赴くままに動いていることもあって,物事を文字よりもイメージで捉えることが多いです。

そのため,メモは”文字”より”図”で書いているので,タイピングより手書きの方が自分に合っています。

正直,絵やイラストは本人もビックリするぐらい下手なのですが,「自分だけが分かればいいやー」というレベルで割り切って書いています。(ただiPadの画面はよく覗かれるので,実際には汚い図を晒しまくっているわけですが・・・)

OCR(文字認識)機能が割と使える

Apple Pencilで書いた手書き文字が全く検索できないかというと,そうではありません。

最近のメモアプリは「OCR(文字認識)機能」を有しているものが多く,この認識機能の精度がかなり向上しています。

OCR機能が優秀

これはNotabilityの例ですが,私が雑に「あいうえお」と書いたものをちゃんと認識してくれて,検索でひっかけてくれます。(注:縦書きや斜め書きは判定してくれません)

手書きすればするほどアプリ内のメモファイルは肥大化していきますが,文字を検索できることによって「あのメモどこにいったっけ・・・」を防ぐことができます。

純粋に楽しい

手書きは楽しい

これは完全に主観ですが,ペンを持ってあーでもないこーでもないと考えたり,言語をイメージ化するという作業は,純粋に楽しいです。

この「楽しい」という感情は非常に大事だと思っていて,これがあるこそ,「デジタルペンでメモを取る」という行為が続いていると考えています。

おわりに

歴史的に見れば,キーボードを使ったタイピングというのはつい最近始まった行為であって,それまではずっと手書きできたということを考えれば,手書きの方が良いとも納得いくかと思います。

手書きするには書くスペース+ペンが必要ですが,デジタルペンとデジタルメモであれば,デバイスの充電が切れない限り,いつでもどこでも無限に書き続けることが可能です。しかも,いくら書いてもかさばらない!重くならない!

この記事は,紙のメモを否定しているわけではありません。紙には紙の良さがあるのでうまく使い分けていけばいいと思っています。

アナログメモからデジタルメモに移行してみようかと考えている方の参考になれば幸いです。

Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ

Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ

109,518円(08/22 20:03時点)
Amazonの情報を掲載しています
Apple Pencil(第2世代)

Apple Pencil(第2世代)

14,636円(08/22 20:03時点)
Amazonの情報を掲載しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。