このブログはiPadに関するブログなので当然といえば当然ですが,ブログに関わる作業(文字入力など)のほとんどは,iPad上で行ってます。
ブログは,端的に言えば,文章を書き,写真をつけて投稿というイメージになるのですが,いきなりiPadで文を書き出すわけではなく,まずは「どういう記事を書くか」という全体の構成を考えます。
そして私の場合,その構成を考えるときはアナログ思考で,紙の上にペンで・・・ではなく,iPad上にApple Pencilで書き殴りながら考えるようにしています。
今回は,実際どのようにしてブログのネタを考えているのかという点について書いてみました。
使用するアプリ
ブログの下書きには「Notability」アプリを使用しています。
Notabilityを気に入っている理由は,過去にAppleのCMにも出てくるほど“ほぼ純正アプリ“的な立ち位置のアプリであり,Apple Pencilとの親和性がとても高い点です。
思いついたことをひたすら書くうえで,ストレスを感じない書き心地というのは重要な要素です。
Notabilityを使用してネタを考えている間は、ひたすら頭に浮かんだことを書き殴っています。
全体構成を練る
全体構成を考えるにあたっては,以下のような流れで進めています。(実際はその時々で決めます)
タイトルの仮決め
まずは,「タイトルの仮決め」です。ここを設定しないと,何も書き始められません。
ここでのポイントは,タイトルを”仮”で決めておくことです。
なぜ”仮”かというと,内容を書いているうちにタイトル(=言いたいことや結論)が変わるということが多いからです。
あのビジネス界の巨匠であるピーター・F・ドラッカー氏ですら,「いま書いている論文の内容を少し教えて欲しい」と問われた時に,
駄目だ。完成していない原稿については絶対に話せない。この点については迷信深くて,もし話すと不幸に見舞われると信じているくらいだ。私の場合,原稿を書き直すにつれて,結論がいつも当初とは違ったものになる。完成前に話してしまうと,結論を変えられなくなるでしょう」
ピーター・F・ドラッカー(牧野 洋・訳), P.33, 日経ビジネス人文庫. 文庫版
と述べています。
実際,私は(このブログを除いて)7年ほどブログを書いていますが,書いているうちにタイトルが変わることの方が多いということを実感しています。
導入とまとめ(おわり)
次に,冒頭の導入文とまとめの文を考えます。
この時点では暫定の内容になりますが,これらを書くことで,自分の書きたいことが明確になることも多いです。
よく,読書術に関する本では「その本が読むに値するかどうかは,はじめに・目次・おわりにを見れば分かる」と書かれていることからも,”はじまりとおわり”は重要だということがわかります。
段落
最後に段落を考えていきます。
[list class=”li-niku”]
- どのような見出しにするか
- どの項目を括るか
- それぞれの項目の中身をどうするか
- どんな写真を挿入するか
[/list]
段落が決まれば,あとは中身の文章をだけなので,一気に書き上げます。
おわりに
ここで挙げた書き方は,本の影響を受けている部分もありますが,色んな方法を試した中で,自分に合った形にカスタマイズしてきたやり方です。
人それぞれで話し方が違うように、書き方も千差万別なので,あまり参考にはならないかもしれませんが、「こういうやり方でやっている人間もいるよ」という一例でした。
コメント