Split Viewは便利だがあまり使わない

IPad Pro 10.5インチが発売されてから数ヶ月後,2017年9月にiOS11がリリースされ,2つのアプリを同時に画面上に表示できる機能「Split View」が使えるようになりました.

この機能は,とても便利です.なにせ1つの画面に2つの情報が表示できるので,単純に画面から得られる情報量が多くなります.

しかし,非常に便利な機能ではありますが,私はあまり「Split View」を使わないようにしています.

単純に「Split Viewを使い切れていないだけ」というのもありますが,それ以上に,私にとってiPadの最大のメリットは,”シングルタスク”にあると考えているからです.

そもそも人間の脳はシングルタスクしかできない

私は「生産性向上」に関する本を多く読んでいますが,どの本にも共通して書かれているのは,「選択と集中」が大事だということです.

今を大切に生きよう.1度にひとつのタスクに没頭しよう.熱くなれるタスクを探して取り組もう.情熱を感じるほど,エネルギーを注ぎ込むほど,うまくやれる.

レオ・バボータ. 減らす技術 新装版 (Kindle の位置No.837-838). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.

 

マルチタスクは状況を改善するどころか,むしろ問題を悪化させる. そもそも人間の脳は,一度に複数のことに注意を向けることができない のだ.

デボラ・ザック. SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる (Kindle の位置No.327-328). ダイヤモンド社. Kindle 版.

 

人間の脳(とりわけ前頭前野)は,同時にふたつ以上の活動に一〇〇 パーセント集中することができない.

ロバート・C・ポーゼン; 関 美和. ハーバード式「超」効率仕事術 (Kindle の位置No.745-746). Kindle 版.

これらの本を参考にすると,Split Viewを使って,左画面で娯楽用のYoutubeを見ながら,右画面でブログを書くといった,各々の画面に注意力を向けないといけないマルチタスクは,効率を低下させるということになります.これが,私があまりSplit Viewを使わない理由です.

同時並行すること=全てマルチタスクではない

「移動中しながら作業する」という行為はマルチタスクには当たらない

意識を向ける必要のないことを並行して実施するのは、マルチタスクには当たりません.

例えば,バスで移動しながら読書,音楽を聴きながら洗濯といったことは,マルチタスクではありません.

「同時並行すること」が,すべてマルチタスクではないということを注意しておきましょう.

Split Viewは素晴らしい機能

kindle-and-notability

誤解のないように書いておくと,私は決してSplit Viewを否定しているわけではありません.使い方によっては非常に有効だと思っています.

実際,「Kindle」アプリで本を読む時だけは,Split Viewで「Notability」を同時に開いて,手書きでメモを取っています.

便利な機能であるSplit Viewですが,使い方を間違えると効率を下げてしまうため,参考になればと思い,この記事を書きました.

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