これまでメモに関する記事を書いてきたとおり、私はiPad+Apple Pencilを手に入れてからデジタルメモを多用しています。
こう書くと、すべてのメモをデジタル化しているように見えるかもしれませんが、実際には全てをデジタルで賄うことはできません。まだまだアナログのメモの方が都合のいいことも多いからです。
そこで今回は、デジタルメモとアナログメモを併用する私が、どんな時に紙のメモを使用しているかについて書きました。
仕事の打ち合わせ時

TPOに合わせて紙のメモを使用
仕事の打合せは基本的にiPadでメモしていますが、相手やTPOに合わせて、紙のノートとペンを使用しています。
というのも,現実にはいまだに「打合せにパソコン(タブレット含む)を持ち込むなんて失礼だ」などという風習があったりするからです。
サラリーをもらっている以上、これは仕方がないと割り切ってアナログメモを使っています。
急な思いつきや立ち話の時

急な思いつきは紙でメモ
不思議なもので、手ぶらで歩いていたり、軽く立ち話をしている時に限って、面白いアイディアが浮かんだり、良い言葉を聞いてメモをしたくなる瞬間が訪れます。
そういった時は往々にしてiPadが手元にないので、いつも持ち歩いている紙のメモ帳を使います。

小型メモ帳「すぐログ」
私は「すぐログ」というメモ帳を愛用していて、これは小型かつ軽量で、エンピツを挿せる点が気に入っています。

「すぐログ」は鉛筆が挿せる
「手帳を取り出す→エンピツを取り出す→書く」という,シンプルかつ速いプロセスの実現によって,思いついたアイディアが逃げていくことを防ぎます。
やはり,「肌身離さずに持ち歩く」という観点では、アナログのメモに軍配が上がります。
入浴時

入浴時は”防水メモ”を利用
入浴時にもよくアイディアを思いつきますが,お風呂場にiPadは持ち込めないので、ここでも紙のメモを使用します。
「いやいや、お風呂でも紙はダメじゃん」と思われそうですが、今は防水対応のメモがいくつか販売されています。

アピカ レインガードメモ(はっ水)
私はその中で「アピカ レインガードメモ」というメモ帳を使っています。
この,”お風呂の中で紙のメモを使用する方法”は,「記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術」(幻冬舎単行本)を参考にしています。
ちなみに,ペンは三菱鉛筆の「パワータンク」を使っています。

三菱鉛筆の「パワータンク」は湿気の多いところでも問題なく使える
パワータンクは加圧式なので,湿度の高い浴室内でも問題なく使えます。
常に目にしておきたいものを書く時

目標は紙に書く
よく,「意識しておきたいこと(目標など)は,常に目に見えるところに掲げておきなさい」と言われますが,これもやはり”紙”が適しています。
なぜなら,iPadはバッテリーで駆動している以上,常に表示しっぱなしというわけにはいかないからです。
どうしてもiPadで実現したければ,電源を繋げて表示し続けるか,ロック画面や背景に画像を設定して,iPadに触れるたびに見る・・・ぐらいしか思いつきませんが,あまり現実的ではないような気がします。
おわりに
紙の本が無くならないように,これからも紙のメモは残り続けると思います。
読書に関して言えば,紙の本の方が,電子書籍よりも記憶に残りやすいという研究結果も出ています。
>>参考記事:電子書籍より紙の本で読んだほうが、内容をよく記憶できる:研究結果(lifehacker)
紙のメモでも,スキャンすればデジタル化はできるので,あまりデジタルにこだわりすぎることなく,うまくアナログをデジタルを併用することが,現代の最適解だと私は考えています。
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